自作パソコンの目的別ポイント

自作パソコンの魅力 で触れました、自作パソコンの各目的毎のポイントをまとめてみます。



とにかく自分でパソコンを作りたい

  • まずは、ベアボーンキットをチェックしましょう。
    :ベアボーンキットは、半分組み立ててありますから、初心者にも取り組み易いです。しかし、CPU,メモリ,ハードディスクは自分で選ぶことができますから、その点では、自作パソコンと同じように自分好みのパソコンに近づけます。
    更には、ベアボーンキットでは、その選べるパーツが限られていますから、パーツの選択ミスがほとんどなくなる分、初心者には失敗が少ないでしょう。


    私の場合は、BTOパソコンを購入して、それをいじり倒して作成したのが、最初の自作パソコンでした。

  • 最低限のパーツをチェックしましょう。
    :どうしても自分で全パーツを選びたい方は、最低限のパソコンパーツから始めましょう。CPU,マザーボード,メモリ,ハードディスク,CD/DVD,パソコンケース(電源ユニット)です。できれば、店舗へ出かけて店員さんと相談しながらパーツ選びをすると良いでしょう。店員さんに、いろんな話が聞けますから、良い勉強にもなります。


安くパソコンを作りたい

  • 型落ちのCPUやマザーボードでセール品をチェックしましょう。
    :型落ちなので、過去の情報をネットでの評判なども調べておくと選択の基準にはなるでしょう。また、価格の最安値を調べてコストパフォーマンスを考慮して選択しましょう。

  • 中古パーツをチェックしましょう。
    :中古パーツは、型落ち以上に安く手に入ることが多いです。中古パーツの場合は、一部に不良品もまぎれています。基本的に信頼性のおける店舗(基本動作保障をしてくれるところ)で、購入しましょう。
    基本的にハードディスクは、消耗品と考えて購入しましょう。中古パーツでハードディスクを購入する場合は、要注意です。

  • 分からない場合は、問い合わせをしましょう。
    :規格や相性など、疑問に思ったことは、店舗やネットで確認をしましょう。購入コストは下げても労働コストを下げていはいけません。


ゲームを思いっきり(スムーズに)楽しめるパソコンを作りたい

  • CPUの処理速度+コア数+キャッシュサイズを十分にチェックしましょう。
    :ゲームには、大量のグラフィック処理を行うため、その処理を十分にこなせるようなCPUを選ばなければなりません。

  • グラフィックボード(ビデオカード)を十分にチェックしましょう。
    :ゲームには、大量のグラフィック処理を行うため、CPUの負荷を分散させるためにグラフィックボードを選ばなければなりません。

  • 大量の処理を高速に行うために十分な大容量のメモリをチェックしましょう。
    :ゲームに必要な大量の処理には、大量のメモリが必要になります。十分なメモリを選びましょう。

  • 大量の処理には、大量の電気が使用されます。電源ユニットをチェックしましょう。
    :最近のマザーボードには、グラフィックボード用の別枠の電源ユニットがあります。それに対応している電源ユニットを選択しましょう。


ネットサーフィンができる・大容量の動画が保存できるパソコンを作りたい

  • LANあるいはWifiカードをチェックしましょう。
    :有線LANは、ほとんどの場合、マザーボードに一緒についています。もし付いていないようなら、LANボードを選ばなければなりません。また、LANでのネットワーク接続でない場合は、それ用の接続ボードを選ばなければなりません。

  • テレビを見たいなら、テレビチューナーあるいはワンセグチューナーをチェックしましょう。
    :ネットサーフィンとともにテレビチューナーあるいはワンセグチューナーを合わせて設定しておくとテレビの録画予約などもネット経由でできたりします。

  • 動画録画には、大容量のハードディスクをチェックしましょう。
    :動画録画は、大容量のディスクを必要としますから、十分余裕のあるディスクを選択しましょう。


サーバーを構築できるパソコンを作りたい

  • CPUの処理速度+コア数+キャッシュサイズを十分にチェックしましょう。
    :サーバーには、マルチコアあるいはマルチプロセッサなどマルチ処理は欠かせません。コストより信頼性を重視して選択しましょう。

  • RAIDによるハードディスクの多重化を考慮しましょう。
    :サーバーは、信頼性を重視しなければなりません。そのためにもハードディスクの多重化(RAID)を考慮したハードディスクの構成を考慮したディスクを選択します。

  • ファンをチェックしましょう。
    :24時間連続で動作させるサーバーでは、パソコン内の温度を一定に保つための空気の流れを確保してあげる必要があります。また、常時動作しているので、静音にも気を配りたいところです。ファンや電源ユニットを選択しましょう。

  • 信頼性確保のために大容量の電源ユニットをチェックしましょう。
    :信頼性確保のためには、ハードディスク、ファンの増設が欠かせないサーバーには、それを動作させるための十分な電源が必要になります。大容量の電源ユニットを選択しましょう。




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