PCケースの前面の電源スイッチを入れてもなにも反応がない
さあ、自作パソコンの組み立てが完了したら、いよいよ、電源オン!!ですね。
この瞬間が、一番、私は楽しい瞬間です。
しかし、トラブルも、この瞬間から始まります。
まず、ここでは、
PCケースの前面の電源スイッチを入れてもなにも反応がない
場合について、トラブルシューティングを考えてみましょう。
PCケースの前面の電源スイッチを入れてもなにも反応がない
ようやく組み立て完了し、前面パネルのスイッチオン!!
あれれ、反応が・・・。
そんなときは、以下の項目をチェックしてみましょう。何かトラブル解消のきっかけになるかもしれません。
電源ユニットのメイン電源と電圧設定スイッチをチェックしよう
電源ユニットの電源ケーブルが、ちゃんと挿しこめているかを、まずは、確認します。
次に、電源ユニットの電圧設定スイッチが110V (100Vとなっていることもある) となっているか確認します。
この電源ユニットは、全世界で共通的に使えるように電圧を変更できるようになっています。米国では、このスイッチを230Vに設定すると動作するでしょう。
また、この電圧スイッチは、電源ユニットによっては無い場合があります。その場合は、仕様(スペック)を確認しておきましょう。
次に、メインスイッチがオン(|印の方)となっているか確認します。O印は、オフですので間違えないようにしましょう。
また、このメインスイッチは、電源ユニットによっては無い場合があります。無い場合は、常にオン状態になっています。
マザーボードと電源ユニットとの接続がしっかり挿しこまれているかチェックしよう
電源ユニットのコネクター類は、基本的にしっかりと接続できるように、案外、力が必要です。
そのため、最初は、
これ壊れている?規格にあってない?不良品?・・・なんて思っている方は、生粋の日本人かもしれませんね。
でも、自作パソコンでは、電源ユニットのコネクターは固いんです。
しっかり、奥まで挿しこみます。
メインは、もちろん、CPU側の電源もチェックしましょう。
マザーボードとPCケースの電源スイッチにつながっているケーブルをチェックしよう
私が、一番やらかした失敗は、この接続ミスです。
ここの接続で大事なケーブルは、POWER , RESET SWです。この接続を間違えると、これに良く似た現象になります。
配線のプラスマイナスを間違えないように、再度、確認してみてください。
配線が、白(あるいは黒)がマイナスです。左記以外の色は、プラスになりますから、ここを間違えないように接続を見直しましょう。
マザーボードとPCケースの間にスペーサーを入れているかをチェックしよう
マザーボードをPCケースに固定する場合、PCケースと直に接しないようにスペーサーを入れます。
これを怠る人は、あんまりいないと思いますけど、もし、忘れていたら、必ず、スペーサーを入れて固定しましょう。
PCケースへ放電したり、マザーボードがショートしたり、うまく動いたとしても故障の原因になります。ここは、必ず、スペーサーを入れて固定しましょう。
まず自分を疑うべし
これ、私の教訓です。
ほとんどの場合は、自分の接続ミスによるものです。
稀に初期不良もありますが、まずは、自分の作業を見直すことがトラブル解決の王道ですね。